新・院内感染予防対策ハンドブック
新刊!
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目 次 | |
序−本書のねらい
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I はじめに
1 なぜ感染予防対策を実施するのか
A 医療を取り巻く社会の変化
B EU諸国とアメリカ合衆国 C 感染予防対策に必要なポリシー(方策) D EBMの概念 E 原著論文等を批判的に吟味するポイント F 患者の顔が見える感染予防対策 G 情報の共有 H 院内感染のアウトブレイクを早く発見するために I 忘れないこと 2 感染予防対策を行うためのスキル
A 感染予防対策に関わる人
B 力をつける C 組織の中で活躍するために D 最終的には人間性 |
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II 感染予防対策に関連する組織と運営 1 感染予防対策に関する組織
2 ICTの業務と役割
A ICTの役割と責任
B ICTと部門の関わり C ICTの具体的役割 D フランスにおける感染予防対策 E イギリスにおける感染予防対策 F アメリカ合衆国における感染予防対策 |
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III 感染予防対策の基本 1 感染のリスクと対策のレベル
A 感染リスクと対策のレベル
B リスクの把握 2 標準予防策
A 標準予防策とは
B 標準予防策の対象とするもの C 具体的対策 3 感染経路別予防対策
A 空気感染(飛沫核感染)と飛沫感染
B 飛沫感染対策は接触感染対策を同時に行う C 接触感染で注意する疾患 4 隔 離
A 感染源隔離
B 予防隔離 5 オーデットとサーベイランス
A 文書化する
B オーデットの実際 C オーデット例 D サーベイランスについて |
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IV 滅菌・消毒・洗浄
1 滅菌・消毒・洗浄の基本的考え方
A 洗浄の意味
B 滅菌と消毒の定義 2 滅菌・消毒・洗浄の実際
A 洗浄の実際
B 消毒の実際 C 滅菌の実際 3 消毒剤の選び方と使い方−生体消毒・口腔ケア
A 生体消毒
B 口腔ケア |
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V 感染予防対策の実際
1 具体的共通対策
1 手指衛生
A 具体的手順
B 液体石けんを用いる手洗いと消毒剤を用いる手洗い C 消毒剤の複数配置について D 手荒れとその対策 2 防御具(手袋,マスク,ゴーグル,プラスチックエプロン等)の取扱い
A 手 袋
B マスク C ゴールド・フェイスシールド D プラスチックエプロン・ガウン E キャップ F シューズカバー 3 針刺し切創事故防止対策と事故後の対応
A 針刺し切創事故防止対策
B 事故後の対応 2 科別部署別感染予防対策
1 手術室
A 手術因子
B 患者因子 2 NICU(新生児集中治療室)
A NICUの特徴
B NICUの環境 C 感染予防対策 D その他 3 ICU(集中治療室)
A ICUの特徴
B ICUの環境 C 感染予防対策 D その他 4 造血幹細胞移植室(BMTユニット)
A 造血幹細胞移植
B 感染予防対策 C 医療従事者の健康管理 D 患者への指導−手指の衛生 E 見舞い客・面会者への指導 F その他の特別な対策 5 透析室
A HBs抗原陽性者への対応
B 穿刺の手順 C 透析終了後の手順 D 透析に使用する水 6 内視鏡室
A 内視鏡で使用される消毒剤と使用上の注意
B 消化管内視鏡の洗浄・消毒から保管の手順 C 気管支内視鏡の洗浄・消毒から保管の手順 7 中央材料部
A 回 収
B 洗 浄 C 供 給 D その他 E まとめ 8 検査室
A 検査室における感染予防対策
B 微生物検査の感染予防対策 C 生理機能検査の感染予防対策 D 検査室の清掃 E 感染予防対策の情報の発信源として 9 病理解剖室
A 剖検時の服装
B 剖検室 C 剖検時の器具 D 剖検時の注意点 E 結核症における注意点 F クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)症例の注意点 G 剖検報告の有用性 10 厨 房
A 食品の汚染リスク
B 食中毒予防の3原則 C 大量調理施設衛生管理マニュアル D 施設・設備の衛生管理 E 調理器具・機器の衛生管理 F 職員の衛生管理 G 食品の衛生管理 H 病院における特殊対応 I まとめ 11 救急外来における感染予防対策
A 救急外来の特徴
B 救急外来の環境 3 手技別感染予防対策
1 血管内留置カテーテル
A 感染経路
B 原因菌 C 教育とトレーニング D カテーテル挿入の手順 E カテーテルの管理 2 尿道留置カテーテル
A 留置方法
B 管理方法 3 人工呼吸器回路
A 日常的管理
4 気管切開
A 準備と手順
B 気管切開カニューレ交換 5 経管栄養
6 輸液調製
A TPNの調製
B 抗癌剤の調製 C 病棟スタッフステーションでの調製 7 手術部位感染(SSI)を減少させるために
4 疾患別ポイント
1 結 核
2 薬剤耐性菌感染症
A 薬剤耐性菌と薬剤耐性菌感染症
B 耐性菌を検出できる検査室 C 血液培養 D 主な薬剤耐性菌の概要 E 薬剤耐性菌の概要のまとめ 3 腸管感染症
4 血中ウイルス感染症(HBV,HCV,HIV感染症)
A B型肝炎
B C型肝炎 C HIV感染症 5 ウイルス性疾患(水痘,麻疹,インフルエンザ)
A 水 痘
B 麻 疹 C インフルエンザ 6 アデノウイルス感染症
7 クロイツフェルト・ヤコブ病(プリオン病)
8 疥 癬
5 その他
1 死後処置における感染予防対策
A 死後処置の実際
B 医療機関での死後の処置に関する感染予防対策の実際 C 感染予防対策上の処置 |
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VI 抗菌薬の適正使用
1 外科系(術後感染予防)
A 術後感染予防の理論的背景
B 予防的抗菌薬投与 C まとめ 2 内科系
A 抗菌薬を選択するにあたって
B 抗菌薬投与が無効の場合 3 小児科
4 TDMの知識
A TDMとは
B TDMの意義 C なぜ抗菌薬投与にTDMが必要か D 抗菌薬TDMの実際 E おわりに |
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VII 医療従事者の健康
1 医療従事者の免疫の確保
2 医療従事者の健康管理と出勤停止
A 医療従事者の就職時検診
B 医療従事者への教育 C 医療従事者への疾患データの保管 D 出勤停止 |
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VIII 感染予防対策に配慮した環境整備
1 院内清掃
A 院内環境と消毒
B 療養環境での快適性と清潔感 C 集塵と清拭 D 乾式清拭と湿式清拭 E オフロケーション方式 F 清掃と無菌操作 G 清掃の契約 H 清掃回数と感染予防 I ノーワックスで管理できる単層塩化ビニル長尺シート J ワックス塗布が必要な床材の管理 K 清掃道具の管理 2 リネン類の処理
A 使用済み(汚染)リネンの取扱いの基本
B 感染性リネン 3 感染性廃棄物の適正処理について
A 廃棄物処理法の改定
B 感染性医療廃棄物の分別・保管・運搬・処理 4 レジオネラ症
A レジオネラ症
B 感染予防対策 C 環境・設備の対策 5 アスペルギルス感染症
A アスペルギルス感染症
B 感染予防対策 6 感染予防対策に配慮した病院設計
A 危機管理
B ほこりとカビ C その他 |